2006年6月14日のブックマーク (2件)

  • 仙石浩明の日記: ロングテール戦略が格差社会を生む: 究極の搾取

    剰余価値が生まれて以来、 持つ者が持たざる者を 搾取する、 という構図は変わらない。 産業革命の時代、資産とは生産諸手段だった。 情報革命の今日、資産とは知能である。 頭のよい者が儲け、頭がよくない者は自覚のないままに搾取されている。 搾取と言っても、一人一人の額は微々たるものだから、気付かないのだろう。 たまに、「ボロ儲け」した奴はけしからん、と一部の金持ちが槍玉にあげられるが、 当の金持ちは目立たないようにしているものだ。 一人一人に対する搾取は極めて少額でも、 情報技術の力によって集めれば莫大な額になる。 かつて「搾取」が持っていた暗いイメージはもはやない。 産業革命時代の搾取と違って、 今日の搾取には悲惨さは微塵もない。 かつての搾取はその悲惨さによって下層階級を固定していたが、 今日の搾取にはその力はない。 したがって産業革命時代と異なり、 今日は搾取それ自体が格差社会を生んで

    nicdk
    nicdk 2006/06/14
  • 仙石浩明の日記: 負けることを恐れるあまり、勝つことに価値を見いだせなくなってしまった人たち

    「『他の人に勝つ』ということに価値を見いださない人たち」に頂いたコメントから発展して、 /.j 方面でいろいろなコメントを頂いた。 いろんな考え方の人たちと議論することによって 考えが深まるので大変ありがたいことだ。 曰く: この方は競争に勝つために勝てる分野を選んで それを好きになるという習慣を自分の中に構築して行った結果、 それがあまりにも固定化された「大前提」になってしまって、 そこに至るまでの「自分がなにをしたいのか」について ちゃんと考えることを止めてしまっているのではないかと思います。 どうやら昨今の事件によって「勝つ」という言葉の持つ負のイメージが 大きくなってしまっているようだ。 なにごとにも光と影の面がある。 勝つ人がいれば当然負ける人がいる。 負ける人のことに焦点をあてれば、 勝つことに価値が見いだせなくなるのは当然のことだろう。 では、「勝つ」という代わりに「人より『

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    nicdk 2006/06/14