2013年6月、AppleからiOS 7をフラットデザインという考え方のUIに変更するという発表がありました。 現実世界に実際にある物の質感をUIに取り込んだ視覚的なデザインをスキュアモーフィズムと言います。iOS 6まで採用されていたことがよく知られています。 一方フラットデザインは、その名の通り平面的な視覚的印象が強いのが特徴です。Windows 8でもiOS 7に先駆けてフラットデザインのUIが採用されています。 しかし、いったいなぜ突然2つのOSがフラットデザインを採用することになったのでしょうか。スキュアモーフィズムからフラットデザインへの移行は、単なる見かけ上の変更ではなく、コンピュータの本質に向きあわなければならないほど深い意味を持っています。今回はその背後にあるメタファやコンピュータの本質であるメタメディアという観点から、フラットデザインへの移行の意義を考えていきます。 メ
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