筆者は戦後生まれだが、終戦記念日前後の各種の報道を見て、少々ゆっくり、昔を振り返ってみたい気分になった。といっても、経済の話で、それも近年の出来事だ。夏休みの読書用のブックガイドも兼ねながら、振り返ってみたい。 「サブプライム問題」を「金融危機」に昇格させたリーマン・ショックが発生してからそろそろ1年になる。そもそも危機はなぜ起きたのだろうか。 元々の問題が不動産バブルとこれに関連した広範囲の金融商品のバブルにあったことについては、多くの賛同が得られるだろう。ここで「バブル」とは、長期的に維持できない資産価格の高騰というほどの意味だ。グリーンスパン前FRB議長は、バブルはその場ではそれがバブルだとは判断できず、大きく価格が下落してはじめてバブルと分かるものだと言っていた。この認識(と責任感)には賛否があるだろうが、資産価格の大幅な下落を既に見ているのだから、バブルの事実認識について異論
さて、一つ前のエントリにたくさんコメントを頂いているようなので、それらについていくつかお返事を書いてみます。すべてのコメントを引用して書くのは無駄ですし、内容も重複しますのでだいぶはしょっていますが。 意地になりすぎです 意地とはちょっと違う気がします。このBlogのMADに関するMAD屋としての自分の意見を述べているエントリをごらんいただければおわかりいただけるかと思いますが、自分は以前から「表現の手法に他者が制限を課す」ことを特に嫌い、そういった言説に対して強い拒否反応を持っています。 また、「気に入らなければ荒らせば思い通りに出来る」と考えているような輩がいくら騒いだところで、それはその言説の正当性を欠くことになっていくだけだと思いますよ。 動画の投稿者がタグをロックできるようになっているのは、「先生タグロックそこじゃないです」系の面白い使い方もありますけれど、本質的には動画の投稿者
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