スマートフォン用ゲーム「星のドラゴンクエスト」のガチャ表記を巡る集団訴訟で、東京地方裁判所は9月18日、「原告(プレイヤー)側の請求をいずれも棄却する」との判決を下しました。裁判結果については既に報じていましたが(関連記事)、判決文を確認したところ、裁判では「★5そうびは、上記のそうびの他にも排出される場合があります」という1文の解釈が大きな争点となっていたことが分かりました。 問題となっていた「★5そうびは、上記のそうびの他にも排出される場合があります」の表示 同裁判は、2015年に実装され、「天空のつるぎ」や「グリンガムのムチ」「おうごんのツメ」などの“ピックアップそうび(いずれも最高レアの「★5」)”が手に入った、「レジェンド宝箱ふくびき」の表示を巡って争われていたもの。原告側は「ピックアップそうびは極めて低い確率でのみ排出されるにもかかわらず、(中略)高い確率で排出されるかのように