「効率的に美人になって、もっと人生を楽しみましょう。」とは、元ピチカート・ファイヴ3代目ヴォーカリストとして、国内外を一世風靡した、野宮真貴さんの言葉です。もともと器量がよくなかったという野宮さんが、35年にわたる人に見られる歌手という仕事を通じて獲得した「美人に見せるテクニック」を赤裸々にまとめた『赤い口紅があればいい いつでもいちばん美人に見えるテクニック』が発売されました。今回は「はじめに」を抜粋。野宮さんの本書に込めた思いをご覧ください。 「あなたは赤い口紅をつけたことがありますか?」 久しぶりに同窓会で集まった女友達に質問をしたところ、「一度もつけたことがない」と答えた人が予想以上に多くて驚きました。同窓生ですから、私と同じく50年以上も女性として生きてきたにもかかわらずです。 さまざまなおしゃれやメイクを経験してきたはずの彼女たちが、なぜ「赤い口紅」に対してだけは臆病になるので