こちらも「純粋に回答」することにする。 純粋に質問なんですが、「侵略/被侵略」というのと「便衣兵の取り扱い」は切り分けて考えるべきではないのですか? (http://d.hatena.ne.jp/myhoney0079/20060905/p6) この「質問」の背景は青狐さんのこのエントリ、およびそこで言及されている(私もこのエントリで間接的に言及した)ブログ。ちなみにmoyhoney0079氏の当該エントリでは炎如氏が「ゲリラ戦術は、兵の強弱に起因する戦術のひとつだが」とコメントしているが、これは問題のごく一部を言い当てているに過ぎない(それ自体として間違いではないが、それだけでは足りない)。 さて、便衣兵=ゲリラ兵問題について考えるには、戦時国際法が近代国家間の戦争の範型として考えているようなタイプの戦争をまずは考えてみる必要がある。近年の例でいえばイギリス・アルゼンチン間のフォークラン