古くは「カムイ伝」や「ルパン三世」、最近では「刀剣乱舞」など、創作の世界には刀を逆手に持つ剣士がしばしば登場します。あの難しそうな構えで本当に相手を斬ることはできるのか、居合の師範が実践で証明して見せました。わずか数秒で巻きわらがスパーン! お見事! 柳生新陰流に連なる勇進流の道場、勇進館京都支部の師範が、門下生の疑問に応えて実践。相手の攻撃を左手で払いのける動作を見せたのち、背中のほうに隠していた刀を下方から振り上げ、見事な逆袈裟斬りで巻きわらを両断しました。さらに、返す刀で相手の首元を刺すとどめのしぐさまで。一連の流れが、すばやく美しく恐ろしい。 半身で構え、相手の攻撃を左手で払う 隠していた刀を繰り出す。相手にしてみれば、急に刀が現れたように見えるはず スパーン! 振り上げた右手を下ろし、左手を柄に添えて押し込みとどめを刺す あまりにも華麗な技に、リプライでは「強い!」「かっこいい!