「僕は学習者なので、何か言える立場ではないんですよ。今回だって『わかりづらい部分や聞き取りづらい部分があったんじゃないだろうか』など、すごく不安だったので……」 そう語るのは、V6の三宅健(37)。NHKのEテレ「みんなで応援!リオパラリンピック」のメーンパーソナリティを務めた三宅。彼にいま注目が集まっている。9月18日に幕を下ろしたリオパラリンピックで、日本は24個のメダルを獲得。その熱闘を伝えた三宅の手話について「三宅くんすごい」、「手話がとてもきれい」など称賛の声が相次いでいるのだ。 今回、NHKでは『ユニバーサル放送』という初の試みが行われた。聴覚障害者には手話で説明し、視覚障害者には音声だけでわかるよう解説するなど“誰もが楽しめる放送”を目指すものだ。だがその分、伝える側には高度な技術が求められる。三宅は番組で、日本語と手話を同時に使って試合状況を伝えてきた。そこには並々なら
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