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小説と人生に関するnicoyouのブックマーク (6)

  • 「怒りだけで書きました」芥川賞・市川沙央が贈呈式で語ったこと【全文掲載】

    第169回芥川賞・直木賞の贈呈式が2023年8月25日、都内で開かれた。 重度障がい者の女性が主人公の小説『ハンチバック』で芥川賞を受賞した市川沙央(いちかわ・さおう)さんは、あいさつで、障がいの有無に関係なく読書ができる「読書バリアフリー」について「新ためて環境整備をお願いしたい」と訴えた。 その上で芥川賞受賞作について、「私の懇願の手紙をスルーした出版界」への怒りで書いた作品をだと述べ、「怒りの作家から愛の作家になれるように頑張りたい」とあいさつを締めくくった。 直木賞は垣根涼介さんの『極楽征夷大将軍』と、永井紗耶子さんの『木挽町のあだ討ち』が受賞した。 市川さんの贈呈式でのあいさつの全文(※適宜表現を替えた部分があり、一部、聞き取れなかった箇所があります) 私はしゃべると炎上するので、気をつけたいと思います。昨日も物議を醸していました。受賞会見で叩かれ、(注:NHKの番組)『バリバラ

    「怒りだけで書きました」芥川賞・市川沙央が贈呈式で語ったこと【全文掲載】
    nicoyou
    nicoyou 2023/08/26
    いいね。この人は怒りが熱量になる人なのだと思う。こういう人にちゃんと賞あげられるのはいい
  • 文房具屋のおじいさん|青木杏樹

    2015年の春のこと。 わたしはまだ青木杏樹ではなく、ただ趣味小説を書いている人でした。毎日毎日、400字詰め原稿用紙を20枚ワンセットを消費しては、文房具屋に買いに行きました。帰宅するとまた明け方まで20枚消費し、日が高くなる頃には買い足しに行く日々が続きました。 小説とは応募するもの、小説とは他人に読んでもらうもの、という考えがわたしにはありませんでした。 わたしの中には小さな世界がごまんとあり、その世界で生きている人たちはたえず呼吸をしていて、畑を耕し、水を飲み、作物を売ったり買ったりしていました。ときには殺し合って世界は消えてしまうこともありました。そうした流動する世界線がいくつも走り、絡み、まじり、繰り返す、衝動にも近い意識と妄想がするすると動くものですから、歴史をつむぐように彼らの証をのちのちまで残せないものかと考えたのがどうもわたしの執筆の原点のようです。つまり応募する、評

    文房具屋のおじいさん|青木杏樹
  • とあるアル中の回復記録

    東京在住の30代男だがアルコール依存の治療開始から六ヶ月が経過し、一定の回復をしたのでその過程を記録してみたい。 数字で示すと治療開始時から約六ヶ月で γ-GTP 589→69 AST 84→31 ALT 106→68 TG 1015→178 まで回復した。 数字で言われても大多数の人はさっぱりわからないだろうから単純化すると入院レベルの人間がとりあえず正常な体になったと思ってもらえればいい。 さて多くの文章がそうであるように、大抵の人は最後まで読まないだろうから最初に自分なりのこの文章の結論を書いておくと 「アルコール依存から抜け出したいのなら自分の抱えた問題(アルコールに限らない)を率直に話す事ができる相性が良く優秀な精神科医を見つけ、よく話し合いながら治療を進めるといい。ただそれがあなたの人生を良くするかはわからない」という身も蓋もないものになる。できることなら「まだアルコールで消耗

    とあるアル中の回復記録
  • 「殺人シーンを書くのが喜び」“クレイジー”と呼ばれる芥川賞作家・村田沙耶香の肖像(てれびのスキマ) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    第155回芥川賞を「コンビニ人間」で受賞した村田沙耶香。 彼女が直木賞作家の西加奈子や朝井リョウ、加藤千恵ら作家仲間から「クレイジー」と呼ばれていることは、今回の受賞報道などでも取り上げられていた。だが、10人産んだら、1人殺せる「殺人出産」システム(『殺人出産 』)や夫婦間のセックスが「近親相姦」としてタブー視される世界(『消滅世界』)といった小説の作風だけでそう呼ばれるのではない。 では、村田沙耶香はどのように「クレイジー」なのか。 これまで彼女がメディア出演したニッポン放送『朝井リョウ&加藤千恵のオールナイトニッポン0』(15年12月18日放送)、若林正恭司会で加藤千恵とともにゲスト出演したBSジャパン『ご、出しときますね?』(16年4月29日放送)、若林と谷有希子と鼎談したフジテレビ『ボクらの時代』(16年5月22日放送)の中で明かされたエピソードを振り返ってみたい。 週3日コ

    「殺人シーンを書くのが喜び」“クレイジー”と呼ばれる芥川賞作家・村田沙耶香の肖像(てれびのスキマ) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • 毎日がヒモ暮らし

    ヒモ生活を楽しんでいる俺の日常の話。 朝7時起床。お風呂にお湯を貼りつつ、彼女の朝を作りはじめる。 今日の朝ごはんは自家製のベーコンで作ったベーコンエッグと 近所の美味しいパン屋で買ってきた葡萄入りトースト。 ケールの新芽が売ってたので、簡単にフレンチドレッシングと和えたサラダ。 朝7時半。彼女が起きる。おはようのハグをした後、彼女は風呂に向かう。 俺はコーヒーメーカーにスイッチを入れる。 朝8時。ドライヤーで髪を乾かしている音を聞きながら、俺は朝をテーブルに並べる。 そうこうしている内に部屋に戻ってきたので、一緒に朝を取る。 「やっぱりベーコンは買ってきたのとぜんぜん違うね」と嬉しそうにべている。 朝8時半。化粧を始めた彼女を横目に後片付け。 上着が決まらないらしく、こっちかなー、あっちかなーとわちゃわちゃしている。 「今日はかなり暖かくなるらしいよ」と俺が言うと、 「ありがと!

    毎日がヒモ暮らし
  • 現役作家の、プロを辞める理由が他人事に思えない件

    紡 @tsumugu_h さて、ちょっとだけ面倒な話をしよう。こんなことを、こんなふうに書くのは、作家としての僕にとって、なんのメリットもない。けれど、SNSなどのツールが発達した現在において、ようやく可能になったことを、試してみたいとも思うのだ。さて、題に行こう。 2013-04-17 05:04:08

    現役作家の、プロを辞める理由が他人事に思えない件
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