世の中には膨大な量のフォント(書体)が存在していますが「こういう時はこういう字体はダメ」「このフォントはどう使ってもダサい」という定番があります。中でもWindowsの標準フォント「Comic Sans」は英語圏では「ダサさの極北」として忌み嫌われているのですが、それではなぜ「Comic Sans」は生まれたのでしょうか。Comic Sansの作者、ヴィンセント・コネア氏自らが説明しています。 ヴィンセントさんがComic Sansの制作を始めたのはWindows3.x向けのGUI「Microsoft Bob」の開発中のこと。 「Microsoft Bob」にはシステムからのメッセージを伝える「Rover」という犬が設定されていました。吹き出しの中にTimes New Romanを使ってセリフが表示されていました。 Times New Romanは新聞記事などの硬い雰囲気のものに使われるフ
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