『パシフィック・リム』鑑賞。 ウルトラマン、ゴジラなど特撮もの。マジンガーZやゲッターロボなどロボットアニメ。そういった類のものに惹かれてしまう気持ちは歳を重ねると共に自然と消滅するものだと思っていた。 子供の頃、親が読んでいる週刊誌やテレビ欄以外の新聞記事なども、自分が親くらいの歳になれば読むようになるものだと思っていた。チンコに毛が生えたり、背が高くなったりするのと同じようにマンガやアニメ、特撮番組や怪獣映画からスゥっと興味を失い、背広を着た大人がアーだコーだ言ってるだけの「ドラマ」を好んで見たりするものだと。 そして、子供のころに見上げていた親の歳になった今。ゾンビ映画やホラー映画に傾倒し、アメリカン・コミック・ヒーローの活躍に喝采を送っている自分がいるわけだ。それはもう、単に「別のチャンネル」に平行スライドしているだけで“芯”の部分には何の変化も無い。 ただ、当時と違うのは「ホラー