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ブックマーク / www.p-tina.net (2)

  • 【ぷらちな】『銀魂』コンテンツじゃない、番組だ。/藤津亮太のアニメ時評‐帰ってきたアニメの門 第4回

    『銀魂’』が最終回を迎えた。復活はあるだろうか。復活があればうれしいが、終わらないでほしいと未練がましく作品にしがみつくのも『銀魂』らしくないような気がする。 『銀魂』は少年ジャンプに連載中の同名漫画を原作とするアニメ番組だ。宇宙人(天人)によって開国させられた日を舞台に、「万事屋銀ちゃん」のメンバー、坂田銀時、志村新八、神楽の3人がさまざまな事件に巻き込まれる内容で、2006年から4年間放送された。その後、1年間の再放送を挟んで2011年からは第二期『銀魂’』がスタート。その最終回が3月26日に放送された。 『銀魂』は反時代的なアニメだった。 たとえば「作品」と「商品」がある。同じアニメであっても、作り手が思いを込めて作り上げたという点に注目すれば「作品」となり、ファンがDVDなどを購入することでビジネスが完結するという部分に注目すれば「商品」と呼ばれる。 『銀魂』はこの「作品」「商品

  • 【ぷらちな】『ちはやふる』スポーツアニメの 面白さ/藤津亮太のアニメ時評‐帰ってきたアニメの門 第3回

    スポーツアニメについて考えている。 いつも野球中継を見るたびに、野球というのはかなりアニメ向きのスポーツだと思う。投げる、撃つ、守る、走る。一つ一つのプレイが独立しているので、1つのカットに1キャラクターを映し出し、一つのアクション(プレイ)を描けばいい。そのカットを積み重ねていくことで、野球というスポーツの全貌が浮かび上がってくる。 当然プレイを丁寧に描きだすには高いレベルの作画技術が求められるが、アニメ化にあたって「1カット1キャラクター1アクション」にまでかみ砕いても野球というスポーツの質が伝わるということが大事なのだ。さらに国民的スポーツの一つ故、ルールの説明をしなくても済むということも大きい。 ほかのスポーツでは、こうはうまくいかない。 たとえば野球と並んで子供に人気のサッカーだが、俄然状況は複雑だ。ルールこそ周知はいらないが、走り続けるキャラクター、しかも、ボールの周囲には複

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