女優・タレントとして活躍する矢沢心さん。日本人初のK-1世界王者として有名な格闘家の魔裟斗さんとは、おしどり夫婦として知られています。 2人の間には、5歳と、もうすぐ3歳になる2人の女の子がいます。しかし、1人目を授かるまでの道のりは長く、つらく、遠いものでした。 それでも決して諦めず、常に前向きな気持ちで不妊治療に取り組んだ矢沢さんと魔裟斗さんが、7回目の体外受精で待望の赤ちゃんを抱くまでの日々を、振り返って語ってもらいました。 4年かけて取り組んだ不妊治療 長女を授かるまで、不妊治療は4年間に及びました。なかなか妊娠できず、やっと妊娠したと思ったらうまくいかず……。「必ずこの手に赤ちゃんを抱く」と決めて、そこに向かってどんなときも進んでいこうと心に誓っていましたが、さすがに落ち込むときもありました。そんなときは、「同じ境遇で語り合える人や、気持ちを分かってくれる人がいたら…」と思いまし