県内で飼い猫が何者かに連れ去られる被害が相次いでいる問題で、県内の保護グループなどが4日夜、猫を連れ去った可能性がある富山市の男性宅を訪れ話を聞いたところ、「1年以上前から50~100匹を連れ去って殺した」などと答えていたことが5日分かった。県警は動物愛護法違反などの疑いもあるとみて慎重に調べている。 県内のボランティア団体「しっぽのこころ」(宇多利美代表)によると、5月末までに射水市や富山市、立山町で少なくとも5件以上、連れ去りの情報が寄せられた。いずれの現場でも富山ナンバーの軽乗用車、白の軍手を着けた男1人が目撃されたという。 5月に飼い猫がいなくなった射水市の飼い主や同団体は4日夜、目撃情報などを基に、猫を連れ去った可能性がある富山市内の51歳という男性宅を訪問。「本当のことを話してほしい」と問い詰めたところ、1年以上前から猫を連れ去って殺していたこと、その数が50~100匹に上るこ
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