(写真提供/浜名湖ファーム) 中華丼や釜飯、串揚げの具など、料理のわき役として使われることの多いうずらの卵。 2020年11月、そのうずらを飼う農家が新型コロナウイルスの影響を受けて危機的状況だというニュースがSNSをにぎわせた。 ニュースによると、全国で30戸しかなかったうずら農家がコロナ禍で27戸に減少。しかも生卵を卸しているうずら農家はたった9戸しか残っていないという。 そこで、その9戸のひとつであり、日本では数少ない抗生物質不使用でうずらの卵を作っている「浜名湖ファーム」に真相を直撃。社長の近藤哲治さんにお話をうかがった。 (※この記事は感染症対策のため、オンラインで取材を行っています) www.hamanako-f.com 最盛期1,000戸超えのうずら農家が27戸に減少 ──本日はうずら農家の現状やコロナ禍での取り組みについて聞かせてください。 近藤:はい。よろしくお願いします