◆日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)の「韓国慰安婦問題」をめぐる発言が、「妄言だ」として国内外で物議を醸している。軍隊と慰安婦の関係は、古代から現代に至るまで世界諸国のそれぞれの国情によって様々で一様ではない。 そもそもが、口に出しておおっぴらに喋るのに相応しくない隠微な世界のことなので、橋下徹代表のように正直に、あけっぴろげに本当のことを喋ると当然、猛烈な批判の嵐を浴びせられる。 逆に、橋下徹代表を批判する者たちは、「建前論」ばかりで、きれいごとを公言して、丸で「聖人君子」であるかのように振る舞っている半面、この問題について「無知」だけをさらけ出していて、ある意味で無責任である。 ◆日本では、古来、合戦場に女性たちを連れていくのは、一種の習慣であったという。もちろん、強制ではない。明治維新以降、「聖戦」を戦った皇軍の派遣地域に、協力業者が、「娼館」を建てて、兵隊相手に営業した。 ノ