アジアや中東でかつて使われていた文字など、世界のさまざまな文字を集めた展覧会が、東京・中央区で開かれています。 このうち西夏文字は、11世紀ごろ中国の西域に栄えた国、西夏で使われていた、漢字に似た文字で、出土した石碑から取られた拓本が展示されています。また、19世紀に活躍したイランの詩人ニアーズ直筆の書は、ペルシャ文字の優雅な書体で書かれ、「40回読めばいいことがある」などとつづられているということです。 このほか、沖縄県の八重山地方のカイダー文字は、税金や米の収穫量を記録するのに使われ、一部では昭和の初めまで使われていたということです。 この展覧会を担当した村木玲美さんは「世界各地の多様な文字の手書きの力強さを旅する感覚で楽しんでほしいです」と話しています。 「文字の博覧会」は東京・中央区京橋のLIXILギャラリーで、来月27日まで開かれています。
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