2014年末の小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げ時に、日本の宇宙ベンチャー企業の動向を紹介したが(関連記事)、ここ数カ月の間に具体的な事業化に向けたスケジュールやパートナーシップが見えてきた。今回はその最新動向を追いたい。 アジアの射場を目指す小型ロケットベンチャー インターステラテクノロジズ(代表取締役:稲川貴大氏)は堀江貴文氏らが創業した企業で、準軌道から低軌道までを視野に入れた炭化水素系の液体燃料小型ロケットの開発を進めている。同社は、2015年5月に経済産業省の委託事業である「平成27年度宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(民生品を活用した宇宙機器の軌道上実証)」にJAXA(宇宙航空研究開発機構)とともに選定された。 実際、同社のロケットでは、構成部品は自社内製と民生品利用が中心で、一部電子機器には車載規格のものを採用しているが、いわゆる宇宙規格のものはほぼないという。現在、稲
Googleが構築するスカイサット衛星システムの恐ろしすぎる未来、誰もが考えておくべき可能性と危険性とは Googleは6月10日、スカイサット衛星を開発・運用する衛星画像ベンチャーのSkybox Imaging社を5億ドルで買収すると発表した。これにより、Googleマップの衛星画像が、より短期間で更新されるようになる見込みだ。 そうすると、次のような光景が現実化してしまうかもしれない。 母「タケシ、夕方の店番をサボってどこをほっつき歩いてたんだい!!? Googleマップで見たら裏の自転車が見当たらなかったよ!!」 息子「ごめーん、かあちゃーん」 数時間おきに更新される衛星画像によって、誰がどこにいるのか(いないのか)を知ることも決して不可能ではない時代が、すぐ目の前まで迫ってきている。プライバシー侵害の危険性を考慮しなければならないが、ありうる未来の1シーンだ。 しかし、Skybox
名古屋大学は23日、ニュートリノと呼ばれる粒子が、光速よりも速く飛んでいるとの測定結果が得られたと発表した。 物体の速度や運動について説明するアインシュタインの相対性理論では宇宙で最も速いのは光だとしているが、今回の結果はそれと矛盾している。測定結果が正しければ、現在の物理学を根本から変える可能性がある。 光の速さは真空中で秒速約30万キロ・メートルで、今回の測定では、これよりも7・5キロ・メートル速い計算となった。この測定結果について研究チームは、現代物理学では説明がつかないとし、世界の研究者の意見を聞くため、発表に踏み切った。 観測が行われたのは、名古屋大学などが参加する日欧国際共同研究「OPERA実験」。スイス・ジュネーブ郊外にある欧州合同原子核研究機関(CERN)から、730キロ・メートル離れたイタリア中部の研究所へとニュートリノを飛ばし、その飛行時間を精密に測定した。その結果、光
30年にわたったスペースシャトル計画に幕を閉じた7月21日。最後のスペースシャトル「アトランティス」の帰還を待つ米航空宇宙局(NASA)の管制室では、日本の個人が趣味で作ったWebアプリが大型スクリーンに映し出されていた。その心境を作者がブログにつづっている。 Googleマップ上に国際宇宙ステーションやハッブル宇宙望遠鏡の軌道をリアルタイムに表示する「GoogleSatTrack」(GST)の作者、柏井勇魚さんは、帰還への軌道離脱噴射指令をアトランティスに出すNASA管制室の大型スクリーンに、見慣れた画面が映っているのに気付いた。 すぐに自ら開発したGSTだと思ったものの、信じられなかったという。「いや、だって、一介のアマチュアプログラマが作ったWebアプリが、ミッションの中でも一番クリティカルな大気圏再突入前のミッションコントロールセンターの画面に映っている。これで信じろという方がおか
Zoom from the edge of the universe to the quantum foam of spacetime and learn the scale of things along the way! Learn the size of the Pillars of Creation and marvel at the minuscule scale of a neutrino! ARROW KEYS! ARROW KEYS! You can use arrow keys if the scroll bar is too sensitive. Thank you so much for your high ratings and rave reviews!
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