自分が原作のとってもとってもおもしろい映画「あの頃。」が公開してしばらくの時間が経った。 つくづく思うが、自分の作品が映画になることなんて、この人生でもう無いのである。 少なくてもスタッフも豪華、キャストも豪華で全国TOHOシネマズ170館規模の映画となると、何度生まれ変わっても体験できないだろう。 公開されたということは、終わりが始まったということなのだ。一生に一度きりの体験は、もうピークを越え、過ぎ去って行く。 もう監督も、松坂さんはじめとする俳優さんも、次の作品に向かって進んでいるのに、私だけがずっと「あの頃。」に留まっている。特に次が無いからだ。これも寂しさに拍車をかける。 映画の評判自体は、当然賛もあれば否もあるわけで。 特に私たちハロプロあべの支部・恋愛研究会。の存在自体や行ってきたことに関しては、ホモソーシャルだ、露悪的だと批判する方もいらっしゃるし、時には原作者で主人公のモ
![原作者から解説する、映画『あの頃。』の背景と実際に起きていたこと。その1|劔樹人](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/dab99dbd6e60d95ddda9271637af5a5a83ab442f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F47332705%2Frectangle_large_type_2_3ba3a9a9de07b4f11da0f5add0b77ea2.jpg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)