ゲーミストは、問題を最も効率的に解決する方法は何かという判断を行動原理としている。このような行動原理は、ゲームのキャラクタが次々と新たな相手と戦い、そのキャラクタがなぜそのような戦いをしているのかを説明することに時間を費やさないゲームにおいて、最も典型的である。 例えばRPGによく見られる戦闘において、ゲーミスト的アプローチでは戦闘参加者の能力を数値化したものを比較する形で戦闘が行われる。それらの数値はギャンブル的要素を加えるためにサイコロに置き換えられ、運がよければ基本の数値よりも戦いを有利に進められる。 『ダンジョンズ&ドラゴンズ』はコンピュータRPGとしては、ゲーミスト的RPGであるとされる。ゲーミスト的プレイに批判的な立場の人々は、プレイヤーが「勝つ」ことだけに楽しみを見出していると指摘している[1]。 ナレーティビストは、ストーリーをより劇的にするにはどうすべきかとか、中心となる