2013年12月19日のブックマーク (3件)

  • EMが脱水汚泥処理で効果!経費も10分の1に! - 福井県越前町

    平成17年2月に朝日町・宮崎村・越前町・織田町が合併して、人口約2万5,000人の越前町が誕生した。町では、旧宮崎村が推進したEM事業を継承。生ごみの減量効果と下水処理場の汚泥処理費用が、EM活用で通常の1/10で済むことを評価したもので、全町展開をめざしている。事業推進では、各地区にリーダー育成が急務とされ、環境団体との連携を深める方針。 旧宮崎村では、村長自らが指揮を執った行政主導のEM推進事業を展開していた。中でも公共下水道処理場では、悪臭対策や汚泥の減少、放流水の水質改善に画期的な効果を上げて全国からの視察が相次いだ。脱水汚泥処理にかかる経費は、EMを活用すると1/10の約10万円で抑えられた。集落排水処理場でも同様な効果で、全村的にEM活用が普及した。 合併後、越前町には旧宮崎村から受け継いだEM活性装置2器と新規購入合わせて3器が設置された。2器は下水処理用に使用され、1器はボ

  • 美しい浜の再生にEM活用 ─ 神奈川県逗子市

    逗子市は人口約6万人。夏には、人口の5倍にあたる30万人がマリンスポーツを楽しむために訪れる。全国でも屈指の美しい海岸も、近年汚泥の堆積や悪臭、砂浜の黒色化など、深刻な問題を抱えるようになった。この解決のためにEMが活用され、効果を発揮している。また、川や池の浄化、生ごみ堆肥化など幅広くEMが使われている。なお、浄水管理センターで培養されているEM活性液が市民に無料で配布され、市民が家庭で使える仕組みができている。 ●海岸でEM徹底散布 経済観光課による「美しい浜再生業務」では、1年間の試験期間を経て、平成16年からEM技術が導入されている。 業務委託先であるNPO法人地球環境・共生ネットワークが海水浴期間を除く5~10月の間、1回2tのEM活性液を月2回逗子海岸西浜に散布している。 その結果、悪臭が緩和され、汚泥も収まってきた。今後は、海岸に打ち寄せる海藻を埋め立て処理する時にも、EM活

  • ごみ焼却場の悪臭対策にEM活用 - 大阪府摂津市

    平成17年1月、3人の環境センター職員は山梨県身延町にある峡南衛生組合ごみ処理施設を視察。ごみピット内にEM活性液を散布するだけでニオイやハエの発生が抑えられるのを目のあたりにした。 1年間を試行期間として、ごみピット内に定期的にEM活性液を噴霧。昼間は1時間に1回5分の割合で行い、夜間は2時間に1回5分の噴霧を行った。1回の噴霧で約150㍑の活性液を使用し、焼却灰の取り出しコンベヤーにも散布している。 EM活性液の製造も職員が行っている。環境センター内には、大小2台の活性液製造装置を設置して1次培養、さらに1tタンクで2次培養する。その際の加温には誘因送風機から出る風熱(22~25℃)を利用している。 設備も既存の消臭剤散布に使うタンクを流用、職員手づくりのパイプを通して2次活性液は消臭剤タンクに送り込まれる。 コストは低く抑えられ、ニオイもほとんど無くなった。消臭剤や殺虫剤による職員の