UML 2 コンポーネント図の概要 by Scott W. Ambler, Copyright 2003 コンポーネントベース開発(component-based development: CBD)とオブジェクト指向開発は一緒に使われるものであり、コンポーネントを構築するための基礎技術としてはオブジェクト技術が好んで使われることがよく知られています。私は通常、UMLコンポーネント図をアーキテクチャレベルの成果物として使います。これはビジネスソフトウェアアーキテクチャや技術ソフトウェアアーキテクチャのモデリングに使いますが、たいていはその両方です。物理アーキテクチャ、特にハードウェアの問題に関しては、UML配置図またはネットワーク図を使うとよいでしょう。実際私の場合は、これらの図を行き来して作業を進めます。 規模の大きなチームではコンポーネント図が特に有効です。サイクル0で行う最初のアーキテ