インドネシア・中ジャワ(Central Java)州セマラン(Semarang)で式典に出席した女性警察官(2014年6月3日撮影、資料写真)。(c)AFP/FREDDY UMAR 【11月19日 AFP】世界最大のイスラム教国であるインドネシアの国家警察が採用試験の際に、女性受験者に対し行っている「処女検査」は危険で屈辱的だとして、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(Human Rights Watch、HRW)が検査の撤廃を要求した。 HRWによれば、インドネシア国家警察では採用試験の際に女性の受験資格として未婚であることと性交経験がないことを条件としており、警察上層部が撤廃したと強く主張している「処女検査」が依然として広く行われている。 今年を含め最近この採用試験を受験した若い女性たちは、HRWによる聞き取り調査に対し、心身ともに痛手を負う検査の実態について語った。女性医師の前