KDDI、沖縄セルラーは、au携帯電話の新しい通信インフラ「CDMA2000 1x EV-DO Rev.A」を12月から導入、同時に一斉同時配信(マルチキャスト機能)を実現する「BCMCS」を9月から導入することを発表した。EV-DO Rev.Aは、特に上り回線速度の増速化とQoSの実現が大きなポイントで、BCMCSを加え、パケット通信ベースのテレビ電話などの新しいサービスを提供していく意向だ。 上り速度を高速化、VoIPも実現するEV-DO Rev.A EV-DO Rev.Aは、CDMA2000陣営の規格策定団体3GPP2が2004年3月に規格化したもので、現在auがサービスを提供しているWIN(CDMA2000 1x EV-DO Rev.0)の機能向上版にあたり、上位互換性を維持している。 これまでのWINと比べてピーク時の通信速度は、下りが2.4Mbpsから3.1Mbpsに、上り