「テニス・全仏オープン」(30日、パリ) この日開幕したテニス・全仏オープンの主催者は30日、初戦突破したものの、選手に義務づけられている記者会見を拒否した大坂なおみ(日清食品)に1万5000ドル(164万円)の罰金を科したことを発表した。 【写真】話す気なし?マスクで“語る”メッセージ 「大坂なおみは本日、契約上のメディア義務を履行しないことを選択しました。したがってローランギャロスは行動規範に従って、彼女に1万5000ドルの罰金を科しました」 大坂は大会前に自身のSNSで全仏オープンにおいて、「(記者会見では)アスリートの心の健康状態が無視されている」とすべての記者会見を拒否することを表明。波紋を広げていた。この日は世界ランキング63位のパトリチアマリア・ツィグ(ルーマニア)を6-4、7-6で下し、初戦を突破。コート上のインタビューには応じたが、記者会見については宣言通りに拒否した。