甲府市の学校法人山梨学院が就業規則を変更する手続きに問題があったとして、労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが分かりました。 山梨学院は「是正勧告を受けたことは事実だがその後適正に処理したので具体的な内容は公表しない」としています。 ことし1月に甲府労働基準監督署から是正勧告を受けたのは、幼稚園から大学院までを経営し、およそ670人の教職員が勤務する甲府市の学校法人「山梨学院」です。 労働基準法では、就業規則を変更する際には従業員の過半数の代表者などの意見を聴くよう定めていますが、大学の非常勤講師などが加入する労働組合によりますと、法人側はこうした手続きをとらずに就業規則を変え、周知することなく手当の削減や、定年の引き下げを行ったということです。 これに対して山梨学院は「ことし1月に甲府労働基準監督署から是正勧告を受けたことは事実だがその後に適正に処理したので具体的な内容は公表しない