次世代DVDを取り巻く現状をこれまで3回に渡って解説してきた。現段階では、既に製品化、販売を開始した東芝「HD-XA1」によって、HD DVD陣営が一歩リードした形になっている。 このたび、世界初のこのHD DVDプレーヤーを自宅で視聴する機会を得たので、今回と次回はそのハンドリングとインプレッションをお届けするとしよう。 箱から取り出したHD-XA1は、予想外に重い。どうやらきょう体構造はかなり堅牢(けんろう)な様子。それもそのはずで、デュアル構造の重量級シャーシ、削り出しアルミ製インシュレーターなど、かなり凝った造りになっている。 付属品は、電源ケーブル(インレット部は3P形状だが、ピンやケーブルは2芯)、音声ケーブル、映像ケーブルのほかに、HDMIケーブルも同こんするという親切な配慮。このほかには、自照式リモコンに取扱説明書という内容である。 この自照式リモコンがなかなか凝っている。