オランダ・ハーグで記者会見する極右・自由党のヘルト・ウィルダース党首(2024年3月1日撮影)。(c)Bart Maat / ANP / AFP 【3月14日 AFP】オランダで昨年11月に行われた下院総選挙で第1党に躍進した反イスラムの極右・自由党(PVV)のヘルト・ウィルダース(Geert Wilders)党首は13日、支持が得られないため首相就任を目指さないと述べた。 ウィルダース氏はX(旧ツイッター)への投稿で、「連立内の全政党に支持された時にのみ首相になれる。そうはならなかった」とした。「私自身の地位よりもわが国と有権者への愛の方が強く、より重要だ」とも述べた。 総選挙後、PVVは中道右派・自由民主党(VVD)、やはり中道右派の農家市民運動(BBB)、反汚職を掲げるピーター・オムジヒト(Pieter Omtzigt)氏が立ち上げた中道・新社会契約党(NSC)とともに連立協議を行っ