今月はデジタルサイネージに焦点を当てて、特集を組んできた。その取材の折々で聞かれたのは、Flashコンテンツもデジタルサイネージの素材として利用が進み始めているという実態だった。1月29、30日にアドビ システムズが開催した有料カンファレンスイベントAdobe MAX Japan 2009においても、Webを越えたインタラクティブツールとしてのFlashを感じさせるセッションも行われていた。フルHD動画の取り扱いなどWeb機能やサーバ機能の強化の先に見えてくるのは、もはやFlashはWebアニメーションという領域を越え、ハイビジョンテレビやデジタルサイネージも含めた、インタラクティブ性を追加可能な映像制作ツールとして進化を遂げてきているということではないのだろうか。 アドビ システムズのマーケティング本部クリエイティブソリューション部Webグループの西村真里子氏は、デジタルサイネージにも含