東日本大震災を機に、関西への人口流入が続いている。総務省が発表した住民基本台帳人口移動報告によると、大阪、京都、兵庫、奈良4府県(大阪圏)は7月まで5カ月連続で、転入者数が転出者数を上回る転入超過となった。震災などで首都圏からの転出者が増えたことが背景にあるが、東京から大阪に異動させた人員を震災半年を機にUターンさせる企業もあり、転入超の傾向がいつまで続くかは不透明だ。 大阪圏が5カ月以上続けて転入超過になるのは、大阪万博が開かれた昭和45年以来41年ぶり。人口移動報告によると、大阪圏の7月の転入者数は1万3870人で、転出者を差し引いた純増は764人。3〜7月合計では9995人の転入超過となった。 りそな総合研究所の荒木秀之主任研究員によると、震災前は大阪圏から関東地方へは千人規模の転入超過が続いていたが、この動きが逆転したという。実際、東京圏(東京、神奈川、埼玉、千葉4都県)は6、
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