ルパン三世名乗り百万円 和歌山市に義援金 東日本大震災の義援金を募っている和歌山市役所で14日、「ルパン三世」を名乗る男性が2回にわたり計300万円を職員に手渡した。いずれも本名を告げずに立ち去り、対応した職員も違うため同一人物かどうかは不明だが、市の担当者は「タイガーマスク現象のようだ」と感謝している。 市によると1回目は午前10時ごろ、男性が秘書課を訪れ「いてもたってもいられなくなった」と100万円が入った封筒を渡した。「少額ですが被災者のため役に立てて。ルパン三世より」との手紙が入っていた。 午後には義援金を受け付けるブースに200万円入りの封筒を男性が持参。同様のメッセージが添えられていた。