飲料メーカー各社が無色透明な飲料を相次いで売り出している。コーラやノンアルコールビールなども「水」のように見えるのが特徴だ。健康に良さそうな見た目が受けているうえ、職場などでも周囲の視線を気にせず飲めるようにして市場を広げる狙いもある。 コカ・コーラシステムは11日、「コカ・コーラ クリア」(500ミリリットル、税抜き140円)を売り出した。コカ・コーラブランドとして初の透明飲料という。液色の透明化のため黒いカラメルは使わず、様々な香料や、果汁を加えコーラの風味を実現。強炭酸とレモン味の爽快感ある味わいで、カロリーはゼロにした。 コーラのように液体に色がある甘い飲み物は、同僚の目が気になるという声もあり、職場でも飲みやすい見た目を目指した。担当者は「場所や時間を気にせずにコカ・コーラも飲んでもらえたら」と期待する。 サントリービールは、透明なノンアルコールビール「オールフリー オールタイム