ツイッターに「差別主義者」などと投稿され名誉を傷つけられたとして、明治天皇の玄孫(やしゃご)で作家の竹田恒泰(つねやす)氏が、戦史・紛争史研究家山崎雅弘氏に550万円の損害賠償と投稿削除を求めた訴訟の控訴審判決が24日、東京高裁であった。高橋譲裁判長は「ツイートは公正な論評、意見の表明だ」とし、竹田氏の控訴を棄却した。 判決などによると、山崎氏は2019年11月、富山県朝日町教育委員会が中高生らを対象にした講演会に竹田氏を招くことについて「教育現場に出してはいけない人権侵害常習犯の差別主義者だとすぐわかる」、中高校生に「自国優越思想」を植え付けるなどと投稿した。
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