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ブックマーク / movie.maeda-y.com (2)

  • 超映画批評『誰かが私にキスをした』35点(100点満点中)

    『誰かが私にキスをした』35点(100点満点中) 2010年3月27日、東映系全国ロードショー 2010年/日/カラー/124分/配給:東映 原作:ガブリエル・セヴィン『失くした記憶の物語』 監督:ハンス・カノーザ 制作:葵プロモーション 出演:堀北真希 松山ケンイチ 手越祐也 アントン・イェルティン 今の日市場にこの映画がウケる余地があるかに注目 『誰かが私にキスをした』は、日映画業界人なら誰もがこりゃ無理筋だろうと即却下しかねないリスキーな企画である。なぜこんな、始まる前からコケる事間違いなしの危険な映画が作られてしまったのか、その理由については後で述べる。 都内のインターナショナルスクールに通う女子高生ナオミ(堀北真希)。あるとき階段を転げ落ちて記憶をなくした彼女は、同級生全員をまったく覚えていないという事態に直面する。なかでも一番困ったのが、3人の魅力的な男の子の存在。どう

  • 超映画批評『シュアリー・サムデイ』20点(100点満点中)

    『シュアリー・サムデイ』20点(100点満点中) surely someday 2010年7月17日、全国ロードショー公開 2010年/日/カラー/122分/配給:松竹 監督:小栗旬 脚:武藤将吾 音楽:菅野よう子 出演:小出恵介 勝地涼 綾野剛 鈴木亮平 小西真奈美 夫木聡 ≪芸能人の戯れ≫ 芸能人のように人前に出る仕事をしていると、おのずと自我は肥大し、ときにはおかしな行動をとる人が現れる。空気の読めない主張をしてブログが炎上したり、高慢キャラで映画批評サイトを作ってみたり、刺青に彩られた菊の門をご開陳したりと、その行動内容は多岐に渡る。 映画好きの有名人が、無謀にも映画作りに挑戦するというのは、その中でもありがちなパターンだ。高揚感漂う撮影現場、クランクアップの感動、魔法のような編集により撮影時の何倍もの魅力を放つ完成品。そうした仕事にかかわっていれば、いつか自分も……と思って

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