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ブックマーク / note.com/sunaaji (2)

  • 怪談おじさん体験談、独学で書いた論文が知らんまに大学入試問題に使われていた話|砂味

    最初にお詫びしなければならないことがあります。 件の試験を受けられた皆様。 私の未来を見通す目の無さゆえに、入試に使われる可能性を全く想像せず、あなたたちのお気持ちを想像することなく、文中で「浪人の荻原新三郎」と連呼してしまいました。深くお詫び申し上げますとともに、次に入試利用される文章執筆の際はいっそうの注意をお約束いたします。 これは、ほぼ独学で書いた論文が、知らん間に大学入試で使われた素人のおじさんの話であります。 ちょっと珍しい経験だったので、今後同様の経験をする、あるいはしたい人のためにもメモを共有しておこうと思います。 そして、ろくに実績もない、よくわからん立場の人間である私の文章を発見した出題者さんのアンテナと、じゃあこれでいこうと決断した同志社大学さんの器のデカさに敬意と感謝を表します。 入試問題に使われたということは、大学教員から見ても文章的に問題がなく、受験生に読ませて

    怪談おじさん体験談、独学で書いた論文が知らんまに大学入試問題に使われていた話|砂味
    niseki
    niseki 2021/03/17
  • 寺の母子が遺品の着物をパクる話|砂味

    手、伸ばしてますか? 人間以外にも河童とか死者とか海賊とかがよく手を伸ばすわけですが、最近おすすめなのが、遺品の着物の袖から手を伸ばす人の話です。 鳥山石燕の画図百鬼拾遺の中では「小袖の手」として紹介されています。 どうやらこれらは江戸時代中期ごろから結構広まっていった話と思われ、『続向燈吐話』にはじまり、『諸州奇事談』、『怪談御伽猿』、『怪談旅硯』、『嚢塵埃捨録』などに類話が見られます。 水木しげるの『図説日妖怪大全』や藤沢衛彦が『妖怪画談全集』で紹介した話は『怪談旅硯』のものですね。 より詳細な話を角川の雑誌『怪と幽』の特集「次代の探求者達」に書かせていただきました。 今回はその中で触れることがなかった『怪談御伽猿』をストレートに現代語訳して紹介してみようと思います。 こちらもあわせてお読みください。袖から伸びる手の怪談の系譜が多少味わえるでしょう。 https://note.com

    寺の母子が遺品の着物をパクる話|砂味
    niseki
    niseki 2020/09/09
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