この記事は『RIETI(経済産業研究所)』サイト内に掲載された「音楽産業と消費者の間との「すれ違い」〜「著作権とP2P」シンポジウム in SFC報告〜」を転載したものです。 10月1日に慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)にて、慶應義塾大学と(社)コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)、(社)日本音楽著作権協会(JASRAC)、(社)日本レコード協会(RIAJ)の合同シンポジウム「著作権とP2P」が行われた。ちょうどRIETIでは「デジタル情報と財産権」研究会を行っていることもあり、参加してきたので、簡単に報告を行いたい。 私はSFCの出身であるが、昔からSFC(大学一般がそうであるかもしれないが)ではコンピュータネットワークの利用に関して、割と自由な雰囲気を許容するところがあり(※大昔の話だが、ファミコンの初期のソフトを逆コンパイルしたUNIX上での動作版が流通していたりし
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