世界19の国・地域で展開するファッション誌・VOGUE(ヴォーグ)の出版元であるコンデナスト・パブリケーションズ社(本社・ニューヨーク)が3日、モデルの痩せすぎ問題への対策(声明)を発表した。 発表された対策は、世界19の国・地域で展開するVOGUE誌の編集長・19人の連名で出され、摂食障害があるとみられるモデルは使用しないというもの。モデルの事務所にも、モデルの健康状態とボディマス指数(体脂肪指数)のチェックを呼びかけるとしている。 このほか、16歳未満のモデルとは契約しない方針も発表しており、編集ページで使用するモデルは“16歳以上の健全なモデル”に限定されることとなる。 VOGUEは、2010年にフランス版で当時10歳の少女をモデルとした写真を掲載。世の中からバッシングを受けた経緯があり、今回の声明は、同誌が美意識の転換を図ったとして大きな話題を呼びそうだ。(モデルプレス)