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ブックマーク / www.kushima.com (1)

  • 色々の話

    色々の話 くしまひろし 僕は色弱である。日人の男性の約4.5%が色弱、もしくは色盲であると言われているから、それほど珍しいものではないが、大多数の人々の備えている能力の一部が欠けているという点では障害に違いない。 色弱にもいくつかの種類があるが、僕の場合は最も多いケースで、赤色に対する感覚がきわめて劣っているものである。淡いピンクは灰色に見え、赤と緑の区別がはっきりしない。色が非常に鮮やかで、広い面積を持っていれば大体わかるが、小さい物体の色などはよくわからない。 しかし日常生活で困ることはほとんどない。 色の区別といえばすぐに交通信号を連想する人も多いと思うが、信号機のランプの色は非常に鮮やかで、見間違えることはない。色とりどりの点々模様の色神検査表では必ずひっかかるが、恐々受けた運転免許の試験では光るランプを識別すればいいので問題なかった。 また、日常の世界には、情報の冗長度があり、

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