書評「常勝集団のプリンシプル 自ら学び成長する人材が育つ「岩出式」心のマネジメント」(帝京大学ラグビー部監督 岩出 雅之) 先日、アメリカンフットボールの関西学院大と日本大の定期戦で、関学大の選手が日大の選手に反則タックルをされて負傷するという出来事が起こりました。タックルが明らかに相手選手を傷つける目的で行われたように見えたという映像のインパクトだけでなく、選手に対して実行を指示したとされる、監督とコーチの発言や姿勢も問題視されました。さらに、日頃から「潰せ」「殺せ」といった言葉で試合前にモチベーションを高める、スポーツの現場の取り組みに対しても問題視する声を読みました。 タックルをした日大の選手が記者会見を行った日、僕はある本を読んでいました。それは、ラグビー大学選手権を9連覇中(2018年現在)の帝京大学ラグビー部を率いる、岩出雅之監督の著書「常勝集団のプリンシプル 自ら学び成長する
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