「イノベーション」「新たなビジネスモデル」といった言葉に呪縛されたかのような日本企業。それらを実現するためも、その前提として、「誇りや生きがい、感動に裏打ちされた現場力」が大切だ。米CNNが'Tokyo's seven minute miracle'と絶賛したJR東日本テクノハートTESSEIの新幹線清掃チームを率いる矢部輝夫・同社おもてなし創造部長に、現場の「奇跡」はいかにして起きたのかを聞いた。 インタビュー/長坂邦宏 nikkei BPnet編集 構成/宮島 理 客室清掃は1人で100席を担当 ――JR東日本テクノハートTESSEIの清掃チームの仕事は「7分間の新幹線劇場」と言われます。新幹線の車内清掃をわずか7分間で済ませてしまうということですが、清掃をどのように行っているのか、少し具体的にお話しいただけますか。 矢部輝夫氏。株式会社JR東日本テクノハートTESSEIおもてなし創造
![新幹線清掃チーム【前編】誇りや生きがい、感動がなければ現場力は生まれない(1/7ページ):nikkei BPnet 〈日経BPネット〉](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bcb69c1d6ff27e24ec8e0054d4ec7412f177f015/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.nikkeibp.co.jp%2Farticle%2Ftk%2F20140216%2F383983%2Fchan-m.jpg)