2013年6月29日のブックマーク (4件)

  • 「間違わない達人」を輩出する日本:日経ビジネスオンライン

    2年前に社長の職は辞したものの、それでも以前と変わらずに力を注ぎ続けてきたことがあります。それは「採用」です。人材の発掘は私にとってライフワークですから。 私がこれまで人材育成において気をつけてきたのは、とにかくルーティン化しないことでした。例えば、会議の仕方ひとつとっても、固定化するのが嫌い。同じやり方で同じメンバーで、同じ問題解決のための会議を3カ月以上続けていたらおかしいと思えと常々言ってきました。フォーマット化が問題です。報告も進め方もすべてフォーマット化された瞬間から思考が停止してしまいます。考えることを止め、目の前の作業に陥ってしまう人がいかに多いことか。 常に目的に向かってベストな方法を選択しているのかを見直せる人材であってほしい。そのためには何より「人数を増やさない」ことです。乱暴にでも頭数を絞ると、ルーティン化していたものが回らなくなりますから、知恵を絞り、必要のないこと

    「間違わない達人」を輩出する日本:日経ビジネスオンライン
  • 286.教育とは待つこと - ◆経営・人生に役立つ、村長雑感◆

  • 「待つことが最も合理的である」というパラドックスについて

    昨夜、久々にTwitterで高橋源一郎氏(@takagengen)の「午前0時の小説ラジオ」(一つのテーマを決めての連続ツイート)が流れた。結論から言うと、ツイート内で紹介された「世界一素敵な学校」は非常に興味深く、その特殊なシステムには大いに考えさせられた。だが、ここでは派生的に浮き彫りにされた課題の方にフォーカスしたいと思う。 ツイートの中で、「世界一素敵な学校」とされるサドベリー・バリー校で行われる「教育」は、一般的な「学校教育」に比べて効率的であることが示されるが、結果としてそうなっているものの、アプローチ自体は決して「効率的」とは言えない。なぜなら、サドベリー・バリー校における教育は、「待つ」ことだからだ。 高橋氏は、その「教育」を次にように説明している。 この学校の根底にあるのは、「人間には自己教育への鮮烈な欲求がある」という考え方だ。人間には、おとなになりたい、必要なことをど

    「待つことが最も合理的である」というパラドックスについて
  • 嵐の海で救助された男が述べるべき言葉:日経ビジネスオンライン

    大阪市立の小中学校で今年度から導入された校長の全国公募に応募し、4月に民間人校長として就任した市立小学校の校長が、25日に退職した。 件の校長は、複数の外資系証券会社に10年以上の勤務経験があるという38歳の男性で、人は、退職の理由について 《「経験を生かし、英語教育に力を入れたいとアピールしたが、今の学校の課題は基礎学力の向上だった。英語教育に力を注げる環境ではなかった」と説明した。」》(ソースはこちら) というふうに説明しているのだそうだ。 校長を「無責任だ」と責めるのは簡単だ。 事実、無責任ではある。多くの人がそう思うはずだ。 が、問題の質は、彼自身の個人な責任感とは別のところにある。 というのも、そもそも大阪市が、広く民間に人材を求めたのは、「民間出身者ならではの感覚と能力」を期待したからで、その「感覚と能力」には、当然「見切りの早さ」や「決断の冷徹さ」が含まれていたはずだから

    嵐の海で救助された男が述べるべき言葉:日経ビジネスオンライン