農民出身である秀吉は「お嬢様」がタイプで、信長の妹・お市の方に執着していたと言われる。秀吉は、信長の次女・冬姫にも片想いをしていたが、冬姫は蒲生氏郷(がもう・うじさと)に嫁いでしまう。その後、夫の氏郷が早逝すると、秀吉は未亡人になった冬姫にアプローチをするのだが……。 ■「お嬢様」がタイプだった秀吉 豊臣秀吉には数々の側室との逸話がありますが、秀吉から望まれれば、みな嬉々として側室の座に収まったのでしょうか。そんなはずはなく、やはりモラハラ、パワハラといえるような事件も起きていました。 江戸時代初期の歴史書をベースに、江戸後期に編纂された『改正三河後風土記』には、蒲生氏郷の未亡人から、長年に渡る片思いを拒絶されてしまった豊臣秀吉との気になる逸話あります。 蒲生氏郷の未亡人とは、織田信長の次女に生まれた氏名不詳の女性で、一説に冬姫と呼ばれてきました。現代では彼女をそう呼ぶのは史料の誤読ともい
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