(CNN) 在欧米空軍の司令官は19日、ロシアによるウクライナ侵攻開始以降、ウクライナの防空手段が約55機のロシア軍戦闘機を撃墜したと発言した。ロシアがウクライナで制空権を確立できたことは一度もないとの認識も示した。 ジェームズ・ヘッカー大将は米ワシントンでの会議で、ロシアはウクライナの防空手段を十分認識していたが、2月後半の最初の攻撃で地対空ミサイルを含むこうした防空手段の破壊に失敗したと述べた。 その結果、ロシアが航空機でウクライナ領土に深く入り込むことはまれな状況となり、長距離ミサイルを撃ち込む攻撃が続いている。 ヘッカー氏は「彼らが自国の戦闘機や航空機をそうした(ウクライナ側の)ミサイル交戦空域に飛ばそうとしたとき、それらは撃墜された」と述べ、統合防空ミサイル防衛により約55機が撃墜されたとの認識を示した。 英国防省も19日、ロシア軍が侵攻開始以降に戦闘機55機を失ったと発表。その