1 2 3 4 NTTドコモ(上) 世界最速のインフラを手にする 「ザ・携帯電話」が直面する難題 一見すると、携帯電話の世界は、各社が入り乱れて競争しているように感じる。だが、競争の実態は、最大手のNTTドコモから奪ったパイをau(KDDI)とソフトバンクモバイルが取り合っているというほうが正確である。そもそもルーツである自動車電話の時代は、NTTのシェアは100%だった。これまで、焦点が当てられなかったNTTドコモが抱える難題に迫る。(取材・文/『週刊ダイヤモンド』編集部 池冨 仁) グループで2番目の“捨て子”が 現在は利益の88%を稼ぎ出す 「NTTだろうが、ダメだ」 1985年8月15日、その3日前に起きた日本航空123便墜落事故を受けて、群馬県多野郡上野村の御巣鷹に向かっていたNTTの特命チームは、墜落現場である尾根にさしかかる手前で警察官に止められた。 その日、NT
社団法人 電気通信事業者協会(TCA)は8月7日、7月の携帯電話・PHS契約数を発表した。NTTドコモが純増数14万3600件で1位となり、ソフトバンクモバイルを抜いた。 携帯電話の契約数は1億890万2400件で、前月比0.4%増。一方、PHSは同0.4%減の451万7700件となっている。 純増数を多い順で見ると、NTTドコモが14万3600件で第1位。なお、別に2in1が1700件となっている。2位はソフトバンクモバイルで13万7600件、ダブルナンバーが1800件。3位がイー・モバイルの7万6100件、4位がKDDIの5万6600件となっている。 なお、携帯電話からIPネットワークに接続できる「携帯IP接続サービス」の加入純増数では、ソフトバンクモバイルのYahoo!ケータイが6万8600件、NTTドコモのiモードが3万9800件、auのEZwebが3万1800件、イー・モバイルの
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