「一歩でも進歩」 これは、益城のとある倒壊しているビルに貼られている横断幕の言葉だ。日曜日のうまスタではその「一歩でも進歩」を存分に感じることのできるとても貴重な時間だった。まずはJリーグや行政をはじめこの試合開催のために色々な障壁を取り除いてくれたすべての方、そしてロアッソ熊本のクラブスタッフのみなさん、ホーム開催できない間にホームゲーム開催を名乗り出ていただいた柏レイソル様、ヴィッセル神戸様、サガン鳥栖様に感謝したい。 土砂降りの試合前 晴れ予報から一転、試合前に前も見えないほどの雨。しかしスタグル広場には85日ぶりに再会を喜ぶサポーターの姿があった。 スタジアムグルメも復活。お酒を飲みながらみんなでわいわい試合のことを話す。なにげないこの時間こそ尊いものであると感じた人は少なくないと思う。この時間こそがJリーグの醍醐味なのだ。 たくさんのイベントが熊本の再開を祝う スタジアムにはたく