令和3年度末に公表した「景観検討にどう取り組むか-景観予測・評価の手順と手法-」の【I. 基本編】と【II. BIM/CIM編】に続き、アンケートと結果の統計分析に特化した景観評価について解説した【III.アンケート評価編】を作成しました。 本編の【III.アンケート評価編】では、「より良いもの(インフラ)をつくることを目的として、評価対象とする景観の状況を多数の回答者に提示して、それに対する評価や印象を尋ね、その結果を統計的に処理する。そのアンケート結果に基づき事業目的の達成度合いなどを議論・評価し、計画・設計案の修正に反映する。」ための手順と手法を示しています。 「アンケート型式による景観評価の実践的な進め方」を通読できるような構成にしていますので、景観に関する専門家がいない場合や、予算に制約があるような場合に、アンケートの計画・準備から回答や評価に至るまで、現場の実務担当者が自ら調査