2.2.3 水文モデル (1)水循環モデルにおける水文モデル 地球表層をめぐる水循環のモデリングにおいて、水循環を含めた大気の流れを担当してい るのが大気モデル、海洋の循環を担当している海洋モデルに対して陸上での水の流れを担当 するのが水文モデルである。しかしながら、大気大循環モデルでは、大気下部の境界条件と して陸面との摩擦による運動量の変化、陸上での太陽エネルギー等の反射量や陸面が大気を どのくらい直接暖めるか、あるいはどのくらいの蒸発や葉からの蒸散があるか、といった量 を知ることが計算上必要であり、それらの量は大気条件によって変化するので、両方が影響 を及ぼしあいながら変化していく様子(フィードバック)を考慮しつつ将来変化を算定する のが、特に数週間~数ヶ月以上先の気候状態について算定する場合には必須であり、なんら かの形で水文モデルが「大気」大循環モデルに組み込まれている場合が多い
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