タグ

2008年4月29日のブックマーク (2件)

  • 2007-02-09

    これはichinicsさんの「言語と自由意志」というエントリの冒頭からヒントを得たものです。 例を挙げて説明します。休日に、さて出かけよう、と思う。友だちとどこかへ遊びに行こうか、それとも1人で映画でも見ようか。考えて、映画にする。で、メッチャつまらない。1番、「あーあ、友だちと遊んでたほうが良かったなぁ」。まぁ、帰るか、と思うと急にすっげー土砂降りでズブ濡れに。2番、「あーあ、こんなじゃ出かけなければよかった…」 で、ぼくの言いたいのは、1番はアリかも知れないけど2番はナシだよな、ということです。この人は、家にいた時点では「今日は出かけない」ということを一度も考えてないわけです。その選択肢は、存在しなかった。しかし、「出かけなければよかった」と、言葉を使うことによって、未来の時点から語れてしまう。そのせいで、そういう行動を取ることもできたはずなのだ、というように錯覚してしまうのです。でも

    2007-02-09
  • 「で、みちアキはどうするの?」 - 「正しさ」に関するメモ

    まえにsirouto2さんにTBをいただいた時の「XYZ軸の図」は使い勝手がいい気がします。のでちょっと拝借。 「機械的身体と意識について」というエントリでは、この図に下記の説明が付いています。 簡単なモデルで喩えると、自然科学が扱う領域は、上図の平面データ、すなわちX軸Y軸で構成される平面における線の位置である。これは基的に一義的・静的に決定される。さてこの図に対して、Z軸(奥行)を読み込んで、平面図から立体の情報を得ることもできる。Z軸は実在しないとも言えるし、約束事の上では存在するとも言える。同じことである。 そして、「自由意志」はあるともないとも言え、「機械の意識」もそしてまた、ということになります。 ところで、「正しさ」という概念も、実はこれらと同様の(Z軸に属する)ものです。あると言ってもいいし、「そんなものはない」と言ってもいい。ですが、自然科学の領域(X軸Y軸)には「正し

    「で、みちアキはどうするの?」 - 「正しさ」に関するメモ