はじめに LibreOffice/OpenOffice.org のポータブル化で紹介した日本語環境改善拡張機能 (DSFJ; Default Settings for Japanese) では,ワープロソフトや表計算ソフトのデフォルトフォントとして,IPA (独立行政法人 情報処理推進機構) が公開している IPA フォントが指定されています. IPA フォントは Windows のシステムフォントではないため,USB メモリを挿入する PC によっては利用できないといった状況が起こりえます. 実際には代替フォントが使われるので,文字が化けたり表示されないといった著しい不具合は発生しませんが,できることなら必要なフォントも USB メモリで持ち運びたいものです. そこで,ここでは USB メモリでフォントを持ち運ぶにあたって注意すべき,フォントのライセンスに関する情報を紹介し,ポータブル環