美術館の畳敷きの展示室には、草間さんの代表作「私の魂を乗せてゆくボート」などが並ぶ(東山区で)=長沖真未撮影 世界的な美術家、草間弥生さん(88)の作品を中心にした現代美術作品を所蔵する「フォーエバー現代美術館」が、京都市東山区の祇園甲部歌舞練場敷地内にある「八坂 倶楽部 ( くらぶ ) 」にプレオープンした。 館長の穂積恒さん(64)は「歴史ある京都で、現代の息吹を伝えるアートの魅力を味わってもらいたい」と話す。 八坂倶楽部は、1913年に建てられた国の登録有形文化財。展示室には、同美術館が所蔵する350点余の草間作品からよりすぐった版画や油彩、立体など約80点が並ぶ。 穂積さんは、秋田市の医療法人理事長を務め、5年前に亡くなった美術愛好家の父親の影響で現代アートに 惹 ( ひ ) かれるように。94年に長野県で草間さんの作品を鑑賞し、生命力に驚かされてコレクションを始めた。 当時、草間
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